万城目学の同名小説を映画化した「プリンセストヨトミ」の完成披露会見が4月19日に都内で行われ、主演の堤真一をはじめ綾瀬はるか、岡田将生、中井貴一ら豪華キャスト陣と監督の鈴木雅之、原作者の万城目が登壇した。
「自分が出ている作品は冷静に見ることができなかったりするんですが、これは単純に面白いです。鈴木監督の手腕。飲んでる時はどうしようもないおっさんなのに(笑)」と冗談交じりにPRした堤。奇抜なストーリーで知られる万城目作品とあって「奇想天外な共演者は?」という質問が飛び出すと「綾瀬さん」と即答。「今まで出逢った天然の方の中でも群を抜いてる。大阪城のライトアップを見て『やっぱりお寺は綺麗ですねぇ、あっ神社か』って言ったんですよ」と綾瀬の天然エピソードを暴露した。さらに中井から「綾瀬は天然じゃなくて“とんちんかん”」と言われてしまった綾瀬は、「そうですねえ。私は天然じゃなくとんちんかんが当たってるかな」と得心したような笑顔を見せた。
「鴨川ホルモー」「鹿男あをによし」などで知られる万城目の直木賞候補作「プリンセストヨトミ」は、“豊臣秀吉の末裔が生きていた”“大阪が国家として独立していた”という万城目ワールド全開の作品設定。東京から大阪にやって来た会計検査院の3人の調査官と、大阪の商店街に生まれ育った2人の少年少女が400年にわたって封印されてきた“大阪に隠された壮大な謎”に迫っていく。5月28日(土)から全国公開。
映画「プリンセス トヨトミ」公式サイト(http://www.princess-toyotomi.com/)
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