2007年1月には、宮崎県知事選挙で当選した東国原英夫が初めて在京官庁を訪問した際、「スーパーJチャンネル」で単独取材した。宮崎弁でインタビューをした。
非常に涙もろく、しばしば泣き出してしまうことがしばしばある。
以下はその一部。
大学3年生時のテレビ朝日の入社試験では最終試験のカメラテスト(三宅島災害のVTR)で、極度の緊張と映像に映された惨状にショックを受けてレポートできずに思わず泣き出してしまった。
1年目の「はい!テレビ朝日です」進行役の担当時、ゲスト出演した黒柳徹子の話に感涙。
3年目の「やじうまプラス」で中越地震を取り上げた際はかつて自身が取材したときの現地の悲惨な光景を思い出し、しばらくニュースを読み上げる事ができなくなってしまった。
4年目のANNアナウンサー賞受賞時は、授賞式の最中に思わず泣き出した。
5年目の「牛の角突き」の取材では、取材で世話になった村民の住居が土砂崩れで被災している光景、震災で死んだ牛などの家畜の墓、生き残った牛が闘牛大会で健闘する姿にそれぞれ泣き通しであった。
6年目の「頑張る人応援バラエティ 体育の時間」女性アナ大会の、「30秒間VTRを見ながらレポートをする」という体内時計の正確さを競う種目にて、誤差が約1.2秒という好成績を残し勝利。その際、小宮悦子に日頃から言われていた「誤差は2秒以内、3秒はダメ」という言葉を実践できたことに思わず涙。
7年目の岩手・宮城内陸地震の被災状況取材中に、立派に育ったいちご畑が、畑主の避難により出荷もできず実も苗も全て朽ち果てていく運命にあるという話を聞いて涙。
9年目の「Qさま!!プレッシャーSTUDY特別編 みんなで漢字検定受けちゃうぞ〜奇跡が起きた合格者大連発SP〜」において、業務命令で2ヶ月間の勉強の末、準1級に初挑戦し合格し涙。放送中に同期で準1級保持者の清水俊輔から「負けず嫌い」な性格である事が語られていた。
2007年7月16日に、自身が出演する地元宮崎県PRの祝日特別番組が放送される予定であったが、放送開始17分前に新潟県中越地方で上述の地震以来の大地震(新潟県中越沖地震)が起こり、緊急特番編成になった為一週間後の平日まで延期された。
自身のキャラクターグッズ完成に際してのインタビューで『ニュースを見てもらうにしても、まず同世代の人に多く見てもらえる時間帯の番組に出て知ってもらって裾野を広げたい。ニュース番組の担当だけでは駄目だと思うんです。』と、入社以来の報道アナウンサー一筋から、あらゆる分野の番組をこなすアナウンサーへの変身を宣言した。このとき、2008年開催の北京オリンピックにも、経験が極端に少ないスポーツ関連番組ながら何らかの形で関わりたいと強い意気込みを見せていた。
2008年7月24日未明に発生した岩手県北部沿岸地震の際には、テレビ朝日の緊急報道特別番組の進行を勤めた。ちなみに、この時朝日放送では特番に切り替えるタイミングが早すぎたため、原稿のチェックや番組が終了したかスタッフに確認している様子などが数十秒間流れるというハプニングが起きた。
そして前述の「北京オリンピックに関わりたい」という願いは、スポーツ番組ではないものの「スーパーJチャンネル」で2008年8月4日から8月7日の4日にわたって放送された“松尾由美子看到的北京(中国語で『松尾由美子が見た北京』の意)”によって叶った。北京オリンピックに関して「五輪直前の北京を何でも見てやろう」精神で、様々なスポットなどを訪れ、リポートをするというもので、松尾自ら中国人へ中国語で対話をして取材した。なお、8月12日には10分程度の総集編(一部地域)、8月5日から8月8日には「やじうまプラス(5時台)」で、前日の放送分が多少のアレンジが加えられた上で放送された。さらに取材後記として公式ホームページに掲載されたコラムでは、中国国内の人権問題、環境問題、毒餃子事件をはじめとする日中の外交諸問題が依然として改善が停滞しているとして「ちっとも解決していません」と指摘しており、しかしながら一般市民個々人のレベルでは、「中国語を駆使してコミュニケーションを取れれば互いの不信感は薄れていくというのを実感した。」と記している。
2010年3月26日、入社2年目の2003年6月から担当していたスーパーJチャンネルを卒業。本来では担当となっていない金曜日の放送であったが出演し、同じく卒業となるメインキャスター小宮悦子と坪井直樹アナとともに最後の挨拶をした。2010年10月に再びスーパーJチャンネルに復帰した。
その他 [編集]テレビ朝日ホームページ内の個人プロフィールのページに掲載されるコラムでは、紀行文類の文章を比較的多く寄稿している。コラムは、間近に感じた中国政府の一党独裁政治による市井市民への影響、中国の報道管制の実態、現代中国の環境汚染、インドやタイでの興味深い社会問題について素朴に感じた事知った事を、体験記の一部として付け加えて書き綴ったものもある。
2006年11月、東京都地域教育力再生プラン運営協議会が都立高校生13万5千人に配布した、特定非営利活動法人KATARIBA発行の『ashita創刊号』という冊子にインタビューが掲載され、「毎日に意味がある。本気になった時間は絶対に自分を裏切らない」と語っている
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